季節は春になって暖かい日も増えましたが、今年はなんだかおかしいですね。

暖かいと思ったら翌日はひどく寒い日だったり、気候が定まりません。

こうなってくると着るものも困るし、多汗症だと尚更やっかいだったりします。

今は仕事着と言ったらスーツで、朝夕毎日ずっと同じ格好ですから服装の悩みは少ないですが。

もう春だし、冬用のコートは「そろそろ」と思っていると、また寒さがぶり返します。

電車内は余計に寒暖差が激しいので、「暑いな」と思ったら早め早めにコートや上着を脱がないと、代償性発汗が登場してしまいます。

酷い時にはYシャツの中に着たインナーはぐっしょりになることもあります。そうそう、靴下も。

スポンサーリンク

日々の生活における「汗」のストレス

そんな思いや不便さはありますが、代償性発汗とはもう15年以上の付き合いです。

代償性発汗は既に「体質」の一部であり、対策やその手の思考は「習慣」になっていて、実は言う程苦労はありません。

今現在、私の日々の生活の中で、「汗」が占めるストレスの割合と言うものは極めて小さいです。

と言うより、「汗で…」と思い悩むことはほとんどないため、「無い」と言っても過言ではないのかも知れません。

「汗で悩まない」、よもやこんな日が来るとは思ってもみなかったですね。

もちろん単に慣れたということだけではなく、ライフスタイルや思考が変わった点も大きいとは思いますが。

多感な時期の学生時代や20代と違い、私はもうおっさんの年齢です。

嫁も子供もいて、あとは枯れて行くだけのような人間ですから、人の目を気にすることも以前よりは少なくなったでしょう。

また、子育てや仕事、お金のことなど他の悩みが大きいため、相対的に汗に注意が向かなくなっていることもあります。

ETS手術の難しさ

このように加齢や慣れ、ライフサイクルの変化など、これは間違いなく要素の一つとしてあるのですが。

これらはいずれも「ETS手術をして手掌多汗症が治ったから」ということが私の中で大前提にあります。

おそくら、「手のひら」から以前のようにレベルMAXで汗をかく体質であれば、今現在も「汗」の悩みは、私の中でストレスの大部分を占めていたと思います。

人生の大博打でしたが、私はETS手術を受けて良かったと心底思います。

それと同時に、ETS手術による「代償性発汗」によって、「手掌多汗症」よりも悩みやQOLが悪化してしまった方も沢山いることは承知しています。

汗で悩む方に、「何か対策は無いか」と考えた時に、自分の思い(ETS体験)と、ETS手術により苦労されている方の思いと、その両方とでなんとも言えない気持ちになります。

「歯がゆい」とか、「もどかしい」に似ているのですが… ぴったりな表現ではなく。気持ちに代わる適切な表現がありません。

それでもやはり、ETS手術は症状が「改善する」「改善しない」「悪化する」のケースがあると考えた場合に、人に勧められる手術ではないな、とは思います。

今もETS手術は頻繁に行われているのでしょうか…。きちんとリスクを説明され、納得した人だけが実施されていれば良いのですが…。

細胞から体の一部が作れてしまうような時代。

本当にいい加減、ETSに代わるもっとリスクのない手術や薬は確立されないものですかね…。

余談ですが…

真夏の暑い日よりも、今頃のような暖かい日に。

ふと、「ちょっと暑いな」なんてシチュエーションでよくあるのですが。

例えば…、電車に座っていて両手を組み合わせているような時。

手のひらが暑くなって、発汗したような感覚におそわれることがあります。

これは…、そう、手掌多汗症だった時「汗をかいていない状態」から「発汗が始まってしまう」時の感覚に似ています。

実際、この時には手のひらが少し湿っていたりもして、発汗したためなのか、なんなのか。原因はわかりません。

結局その後手のひらから発汗することはないのですが。

手術により手から汗を止めて15年以上経過し、前記のとおり汗に悩むことはほとんどなくなったと言うのに。

未だに「発汗」による恐怖を忘れることはありません。

それはむしろ、手のひらからの汗が止まったことを経験したために、より一層、発汗すること(再発)に恐怖を覚えるのだと思います。

実際、ETS手術を受けた人でも手掌多汗症が再発してしまうことはあるそうです。

ですから、「手掌多汗症が再発した?」と錯覚するようなこの恐怖は一生慣れそうにありません。

-----------------------------------
ブログ村に登録していますm(_ _)m
 
-----------------------------------

スポンサーリンク