父の高校生時代②(手掌多汗症)

父の高校生時代①(手掌多汗症)」の続きです。

多汗と多感

高校生活と言えば気になってくるのは異性です。
そうです異性です。

私が通っていた学校はその手にうとい、と言うか。
派手な学校では無かったですが。

同級生でもちらほら付き合った、別れた~なんて
話を見聞きするようになりました。

この頃、真剣に悩んでいたのは、仮に女の子と付き合えたとして。
付き合ったら当然手を繋ぐ訳です。

スキンシップと言うか、当然頬を触れるとか…、
そんなこともあるでしょう。

「こんなに手・足から異常に汗がでる自分は気持ち悪がられる」

小学校時代の、フォークダンスの時に言われたように…。

「自分は、誰とも付き合ったり、そんなことはできない人間なんだ」

そんな風に思っていた頃がありました。

今思えば、「何もそこまで」という気持ちが、私でさえも思います。

しかし。

くどいですが、当時は「手掌多汗症」なんていう言葉は知らず。
手・足の異常な汗で悩んでいるのは世界で自分だけの特異な体質だと思っていました。

当時の自分に、「それは病気で、他にも同じ人はいるんだよ」
そう教えてあげられたなら。

仮に多汗症のままであったとしても、どんなに楽になっただろうと思います。

この問題は本当に深刻に悩んでいましたね。

恋愛に限らず、高校の頃から人と付き合う、交流する、と言うことに対して、
消極的になっていった気がします。

人と交わることに、身構えてしまったり、億劫になっていきました。

他にも体育の授業で短距離走の計測の時。
友人が体育用の靴を貸してほしいと言ってきました。

良い断り文句も思いつかず、履いていた靴を、
友人が計測する時だけ貸しました。

友人は走り終わった後、「なんか、、靴、凄いな」と。

高校の修学旅行で新幹線に乗っていた際、友人数名でUNOをしていました。
次のゲームはビリの人がカードを切って配る、というルールでやっていましたが。

カードが、汗で貼りついちゃうんですよ。
当然配ったカードも少し濡れてたり。

授業中に「ちょっとペン貸して」とか。

もう良い歳の私も、そんなつまんない一シーンをハッキリ覚えています。

 

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受験勉強と多汗症

 そして何より高校生の本分である学業。

授業も難易度は上がるし、板書も多くなるし。

統一模試や受験では、下敷きなどは使用禁止、
ハンカチも机に置くの禁止とか。
不正防止に厳しいこともあり、大変でした。

机下でごそごそ汗を拭っていると怪しまれたり。

高校時代は「手を浮かせて筆記する」技と、
数文字書いたら右手を左肩に乗せ、
「さり気に左肩で汗を拭う」技で乗り切りました。

「なんで、自分だけこんな体質なんだろう」

「手・足の汗が無かったらどんなに楽なんだろう」

「(汗が)無かったからなんでもできる」

そんなネガティブな考えばかり持っていました。

思春期に、奇妙な異常発汗体質と、常に人目を気にして、
時に人目や言動に傷付く生活は、確実に自分を蝕んで行きました。

父の高校生時代③(手掌多汗症)」へ続きます。

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